素晴らしいご神気に満ち溢れた戸隠の聖地を訪れて、ゆっくりと時間をかけて戸隠神社を巡りたいと思う人も多いと思います。
しかし、日帰りで慌ただしく御朱印集めに奔走する旅である様な場合には、なかなか戸隠の真の姿を体感することは難しいかもしれません。
戸隠に訪れる手段としては、一人旅で行くかグループで行くか、あるいは個人旅行で行くかツアーに参加するか等と様々あり、それぞれにメリット・デメリットがあります。
おすすめ
ここでは少人数限定ツアーに参加してみることをお勧めしています。
スピリチュアルな視点から神社やパワースポット等の聖地へ訪れるツアーを10年以上に渡り企画・実施してきた経験から言えることは、「どこへ行くか」ということよりも「誰と行くか」ということが聖地巡礼の旅には重要であるのです。
そして、戸隠五社の参拝に加え、太々神楽の奉納や戸隠神社の早朝清掃などの体験を旅に加えることで戸隠のより大きな魅力を実感することができるでしょう。
さあ、あなたにふさわしい戸隠へ旅する手段を探してみましょう。
戸隠神社への旅
日本神話の天岩戸伝説でも知られる戸隠の地は、蕎麦の生産地としてや、冬はスキー・夏は避暑観光地としての戸隠だけではなく、今では多くの人達が続々と訪れる人気の高いパワースポットとしても有名です。
また、首都圏からも比較的交通の便が良く、長野・北陸新幹線等や上信越・北陸自動車道、JR特急が利用可能となり、アクセスも便利です。
戸隠の中でも特に戸隠神社はテレビの旅番組や旅行雑誌やガイド本、あるいはネットのSNSの口コミ等で多く取り上げられていることもあって、戸隠神社の宿坊が並んでいた中社周辺や杉並木が立ち並ぶ奥社参道等は、かつては静かな修験道の霊場だったことが信じられないくらい近年は賑やかな観光地となっています。
おすすめ
戸隠神社・五社(中社、奥社、宝光社、火之御子社、九頭龍社)を巡るのがおすすめとなっています。
近年は奥社の参道入口付近には大きな駐車場が整備され、個人観光客の自家用車や団体ツアー客の貸切バスが頻繁に出入りするまでに変わりました。
多くの人が集まってくること自体は歓迎するべきことなのかもしれませんが、一方で、かつてはあった「静寂さ」や「御神気」といったものが少なからず遠のいてしまっているのも事実です。
戸隠旅行 一人旅・個人旅行とツアー参加の違い
戸隠を旅するにはどの様な旅行形態が望ましいのでしょうか。
一人旅・個人旅行
ツアー参加
一人旅・個人旅行とツアー参加の違いまとめ
個人旅行とツアー参加とでは、旅の目的によっても違いは千差万別であり、個別にケースバイケースとなる場合が多いと思います。
戸隠の旅にはやはり天岩戸伝説に基づく戸隠神社の存在は忘れる事ができないので、戸隠神社で何をするのかということを基本に個人で求める旅の形を決めていく必要があります。
旅の前に事前に旅先のことを調べたり、交通手段決めたり宿泊ホテルを探したりすることが好きな人は迷わず個人旅行を選ぶでしょう。
また、十分な準備ができない人は、ツアーに参加するなどして面倒な手配の部分を省略するのかもしれません。
自分で車の運転ができる人なら自由度の高い個人旅行が可能でしょうが、戸隠という場所は車でしか移動手段はないので路線バスを利用するしかありません。
戸隠神社ツアーの分類
それでは戸隠神社ツアーというものはどんなものがあるのでしょうか。
戸隠神社五社の参拝へのこだわりの深さや戸隠滞在時間の違い等から様々な特徴を持ったツアーがあります。
周遊型ツアーでは、戸隠滞在に十分時間をとるものもあります。 戸隠古道を現地ガイドの案内で戸隠神社五社全てを宝光社から奥社まで、あるいは中社から奥社まで歩くツアーもあります。 戸隠の自然に触れながら一つずつゆっくり参拝することができます。 また、戸隠神社の五社をバスで移動しながら訪れるツアーが多いのですが、全ての戸隠神社ツアーが戸隠神社の五社全てに参拝するとは限らずに、ツアーによっては時間の関係で奥社だけとか、中社と奥社だけ等に限定されることもあります。 自分の目的に合わせてツアー行程をよく理解して参加してみましょう。
[戸隠神社特化型]
戸隠神社への参拝に特化したツアーもありますが、ほとんどの場合は日帰りツアーとなります。
出発地を早朝に貸切バスで出発し、高速道路のサービスエリアなどで昼食をとり、戸隠へ向かいます。戸隠神社・五社を順番にバスで訪れ、御朱印をもらうことができます。そして、その日のうちに高速道路を急いで出発地まで帰ることになります。
ツアーによっては御朱印目的の参加者がほとんどになります。
ご利益を得るために、パワースポット戸隠の地へ飛んできて、多少は神社で過ごす時間はあるでしょうけど、御朱印だけをもらって飛んでかえるということですので、余り旅を楽しむというツアーではないようです。
自然の中で静かに内観したり、戸隠の歴史文化の深さに触れるという機会はないように思えます。
戸隠神社特化型ツアーと言えども、戸隠の魅力により迫る事ができる「戸隠古道ウォーキング」と「太々神楽奉納」を組み込んだツアーというものはほとんどありません。
周遊型ツアーに戸隠古道を戸隠神社の宝光社から奥社までを歩くツアーはありますが戸隠に宿泊しないケースが多いです。また、戸隠神社で正式参拝するツアーはあっても、戸隠の太々神楽を奉納するまでにはなりません。
ココがポイント
戸隠の地にどっしりと腰を下ろして戸隠を体感するためには、やはり、戸隠神社の一之鳥居跡からじっくり戸隠古道歩き戸隠神社五社を巡り戸隠に宿泊して太々神楽を戸隠神社で奉納する、そんな、少しでも古来の人々の心に思いを馳せる時間があってこそ、真の戸隠神社ツアーと言えましょう。
太々神楽は戸隠らしい日本神話の天岩戸開きにちなんだものを含め、巫女舞と男性の神職様達による舞が行われます。
それぞれの目的に合った戸隠神社ツアーを選択してください。
始めは御朱印目的の日帰りツアーに参加するのもよいでしょう。
そして、戸隠に深く引かれたら、次は、宿泊を伴いじっくりと戸隠を体感する戸隠神社特化型ツアーに参加しましょう。
戸隠神社で古来の道者が求めた神々の存在と古(いにしえ)の人達の心に思いを馳せる内観の旅になるはずです。
行くべき戸隠の聖地・パワースポット
戸隠神社・奥社参道杉並木
戸隠神社・奥社
戸隠神社の全てはこの場所から始まりました。
戸隠神社・中社
早朝の神聖な御神気を感じることができます。
7年に一度の戸隠神社・式年大祭
戸隠神社最大の神事・式年大祭は数え年で7年に一度、丑(うし)年と未(ひつじ)年の六年毎に行われます。
特別な年の特別な行事が数多く行われますので、機会を作って式年大祭の年に戸隠へ訪れてみましょう。
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【戸隠神社式年大祭】7年に一度の神仏のと出会い
戸隠神社の式年大祭が古来より数えで七年に一度、丑(うし)年と未(ひつじ)年の六年毎に行われてきたことをご存じでしょうか? 式年大祭は戸隠神社にとって最大の神事であり式典です。 現在においては宝光社の御 ...
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ガイド付き・少人数限定ツアーがおすすめ
戸隠神社ツアー 戸隠五社参拝と太々神楽奉納
~一の鳥居から戸隠古道を歩く~戸隠神社は「天岩戸伝説」と密接な関係を持つ、由緒正しい神社。アマテラスオオミカミがお隠れになった岩をタヂカラオノミコトが投げた岩が戸隠山と言われています。戸隠神社五社の奥社、九頭竜社、中社、宝光社、火之御子社を参拝し、戸隠古道の一之鳥居から歩きます。歩く道は初心者向けです。
戸隠神社に伝わる太々神楽は諸悪や災いを打ち払う舞、水を司る神に扮して五穀豊穣を祈る舞、愛らしい巫子の舞、 そして天の岩戸開きにちなんだ舞など、全部で10種類(座)の舞があります。特に男性神職さんの舞いは大変珍しいものです。奉納する価値アリです。
宿泊は人気の高い辻旅館。秋篠宮ご家族が宿泊されているお宿。夕食は楽しみな戸隠名物のお蕎麦尽くしの会席。スピリチュアリスト・江原啓之さんと辻旅館のご主人、おかみさんはお友だちで、江原啓之さんも宿泊するお宿。おいしい日本酒・雪中酒もあって、戸隠そばもお酒も楽しみなお食事。
すばらしいご神霊が祀られる戸隠神社の神々と向き合う2日間。ご自身を内観したい方、アイデアや能力を高めたい方、ご自身の生き方について考えたい方、運動能力を高めたい方はぜひご参加下さい。
ツアーに参加された方々の感動メッセージ【ちいろば旅倶楽部】
戸隠神社ツアーに参加された方々の『聖地巡礼ストーリー』をツアー毎にまとめてあります。
- 戸隠神社参拝ツアー2018~3年に一度の柱松神事見学~
- 戸隠神社五社参拝と太々神楽2日間2017~一の鳥居から戸隠古道を歩く~
- 戸隠神社参拝と太々神楽2日間2015~戸隠古道を歩く~
- 戸隠神社参拝と太々神楽2日間2013~戸隠の自然散策と辻旅館でおいしい蕎麦に舌鼓~
- 戸隠神社参拝と太々神楽2日間2011~戸隠の神々と過ごす濃密な時間を~
- 戸隠神社参拝と太々神楽2日間2010~神々の存在を感じる聖地へ~
- 戸隠神社参拝と太々神楽2日間2009~戸隠の自然観察・史跡めぐりと善光寺~