ちいろば企画設立までに、アルバイトを含めていろんな仕事をしてきました。
短大を出て最初にした仕事はアルバイト雑誌の広告営業。営業成績は良かったのですがやりがいが感じられず、退社。その後、英会話学校に勤務。
英会話学校ではスチューデントアドバイザーとして生徒さんの英語の勉強の悩みを聞いたり、外国人講師のスケジュール管理、こどもたちの英語劇やパーティーを開くなどしていました。
英会話学校を辞めたあとは海外周遊を1年体験。イギリスの語学学校に通いながら同時に違う国の友だちを作り、イギリスを出国してからはドイツ、ギリシャ、スイス、イタリア人の友人の家へ行ってヨーロッパを周遊。ヨロン島の姉妹都市であるギリシャのエーゲ海にあるミコノス島にも偶然行っていました。
ヨーロッパ周遊後はアジアへ行き、香港、タイ、マレーシア、、ベトナム、シンガポールを周遊。香港とマレーシアには友人を訪れ、タイでは約半年、バンコクにある「ニサ・タイランゲージスクール」でタイ語を習う。
タイ語を習った理由は、ボランティアの仕事に関わりたかったため。タイのいろんなボランティア団体に働きたいと直接訪れて伝えるが、すべて断られる。
そのうちの1人の方(海外のボランティア関係では有名な方)から「もっと世界を見てからでもいいのではないですか?」とアドバイスをいただき、日本に帰国。
日本帰国後は(株)日本旅行で海外手配。それ以外に上司の付き添いで日帰り添乗や国際会議、国際スポーツ大会の受付、海外留学の手配などもする。お客さまと旅行の話をするのが好きで、お土産まで送っていただいたことも。
日本旅行を辞めた後は再び海外へ。東欧、旧ユーゴスラビア、イギリスのスカイ島へ行く。日本に帰ってからは奄美諸島と沖縄を周遊。特に父が定年後に住みたいといっている与論島がどんなところなのかを知るためにヨロンへ立ち寄る。屋久島にも行き、縄文杉まで登る。
大阪に帰ってしばらく大阪府でアルバイトをしているとき某旅行会社に勤務する友人から中国にある外資系ホテルで働いてみないかと声をかけられ、中国渡航を決意。行先は雲南省の昆明。ホテルの上司から連絡後10日ほどで中国へ行く。
ちょうどこの年、昆明では「昆明万博」が開かれるため、世界からたくさんの人が来ていました。私のホテルは万博開幕まで1週間というのにまだ建設中(行く前はホテルはすでに完成し、部屋も満室と聞いていた)という予想もしなかったことにただただ驚く。
ホテルではスタッフ、日本人観光客とのさまざまなトラブルやアクシデントがあり、中国で働くことは大変だと痛感。こんな私の体験談をまぐまぐのメルマガ、「寿命が10年縮んだ中国忍耐駐在記」で書き、まぐまぐからおすすめメルマガにも選ばれる。
ホテル勤務2年目以降になると昆明の日本人観光客の85%以上が泊まるホテルになる。そのうちほとんどの日本人観光客が宿泊するホテルに成長。
観光客以外に普段はお目にかかれないような日本の政治家、官僚、経済界で有名な方たちが泊まるホテルになる。さらに数年後には昆明で一番人気のホテルになっていますが、SARSが影響して廃業。外国人よりも地元の人たちに受け入れられるホテルを目指すことが不可欠であると反省。
中国では他に中国人スタッフに日本語や日本人の考え方、日本人が喜ぶサービス、日本のTV番組を見せるなどして、日本について学ぶクラスを持っていました。
中国で日本語授業をしている時の写真
結婚のため日本に帰国。
海外から帰って思ったことは、日本にはすばらしい文化がたくさんあること。それなのに日本人はなぜか自信がないように見えること。
日本のすばらしい文化を再発見し、目には見えないものを大切にする日本の精神文化を忘れてはいけないと思うようになる。また、体調を崩していたこともあり、健康で元気になるプログラムを企画。
健康で元気になる与論島の健康プログラムを東京商工会議所で行われた「起業家フォーラム」で発表する機会を得る。数百名の前で私のプランを伝え、多くの方からさまざまなアドバイスや、人の紹介をいただくことになりました。
そしてちいろば企画を設立。
榎本がちいろば企画を設立したわけ
大手旅行会社勤務時代に思ったこと。それは団体旅行の内容が、「感動が感じられない旅」がほとんどであること。
旅行会社にとって都合のいい旅行内容(ホテル、食事場所、観光内容等)であり、お客さま目線では作られていないと思いました。これをお客様に満足いただける企画にできないかと思いました。
私が中国のホテルに勤務しているときにいろんな日本人観光客のお客様を見てきました。本当にさまざまな、信じられないようなトラブルもありました。これは私が大手旅行会社に勤務していたときには決して知ることはなく、ホテル勤務でお客様をお迎えする立場となって初めてわかったことでした。
本当にいい旅とは何か。旅行会社勤務でお客様を送る経験をし、ホテル勤務でお客様を迎える経験をしたからこそできる「いい旅」のご提案をしたいと思うようになりました
また観光先で見られる日本人のマナーがとても気になります。人が来てくれさえすれば良いという地元観光地域の傾向もよくありません。特に禁煙のルールを守れない、地元の人たちの尊厳を傷つける行為をする人には勇気を持って注意することが大切です。
厳しいかもしれませんが、私が中国にいる時にホテルスタッフや地元の人を傷つける行為や発言をした観光客の方にはやめていただくようお願いしたこともあります。受け入れ側は「いいお客さま」に来ていただくよう心がけることも大切だと実感しました。
スピリチュアリスト・江原啓之さんの存在
日本帰国後に私が体調を崩したため、心身ともに健康でいることの大切さを実感しました。そのときスピリチュアリスト・江原啓之さんのことを知り、江原さんの本を読むようになりました。
そして江原さんの好きなスポットを行く「江原啓之 神紀行」で江原さんが案内している場所へ行くツアーをご紹介したいと思うようになりました。
でも「スピリチュアル」という言葉を広めたのは江原さんです。この言葉を使用するのにご本人の許可が必要ではないかと思いました。とても有名な方にお目にかかれるとは思えず、どうしようかと考えていました。
偶然(いえ、必然)の江原さんとの出会い
そんなことを思っているときに江原啓之さんと同じ集まりに参加する機会があり、「今がチャンスだ!」と思って声をかけました。
「私はこれから旅行会社を作ろうと思っています。そこで江原さんがおすすめするスピリチュアルスポットをご紹介したいのですが、<スピリチュアル旅行>のお名前を会社で使わせていただきたいのですが・・・。」
そうお伝えすると、しばらくお考えになっていらっしゃる様子の後、
「いいよ!」と、笑顔で答えてくださいました。
現在はいろんなスピリチュアルカウンセラーやヒーラーさんもいらっしゃいますが、当社では江原さんの教えを元に、ニュースレターや旅行を作成をするようにしています。江原さんの本を読んで実行することによって私の体調も回復し、すべては自分に責任があって現在があるのだと理解しました。※
※江原啓之さんとは「スピリチュアル旅行」のお名前を使わせていただいているだけで、当社の事業とは全く関係がありませんのでご注意ください。サポーターとして当社は江原啓之さんを応援しています。
ちいろば企画は他社の旅行企画、講座やセミナーを行っています
ちいろば企画ではツアー手配だけではなく、講座やセミナーなども行っています。正しい聖地巡礼の方法や神様との縁の結び方など、自分の力で幸せになる方法を探していただくことをメインとしてお伝えしています。現在は富士河口湖町に移転し、河口湖での講座やセミナーも準備中です。
今までに当社のツアーや企画を「DIME」「東京新聞」「フジサンケイビジネスアイ」「女性自身」「からだにいいこと」「THE21」「週間トラベルジャーナル」「日経トレンディ」その他、女性雑誌にも取り上げられています。地方向けの本で紀行文も書いています。
「ちいろば」の名前について
ちいろばとは、小さいロバの意味です。イエスキリストが旅をするとき、いつも小さなロバを使っていたそうです。私も、お客様を乗せて運ぶロバになろうという気持ちでこの名前をつけました。
現在の私(仕事以外)
3.11以降、今の生き方を変えなくてはと、「食」に関する大きな目覚めがありました。
現在は山梨県の富士河口湖町に移住&移転し、毎日富士山に祈りを捧げつつ、ゆっくりした流れの中で毎日を過ごしています。新鮮な空気、おいしい水があることに日々感謝しています。
今後は畑や田んぼを見つけて、少しずつ自給自足の生活に近づきたいと願っています。また、これからもさらに良い場所があれば移住をしたいと思い、探しているところです。
普段は読書(宮部みゆき、三浦綾子、遠藤周作、小泉八雲、菊地寛の作品が好きです)、音楽鑑賞(沖縄の音楽が特に好きです)、スピリチュアリスト・江原啓之さんの本やひふみともこ先生の本を読むことが自分にとっての学びです。
昔から運動オンチでスポーツは考えられなかったのですが、2009年から走り始め、フルマラソン4回、ハーフマラソンはかなり多くの大会に参加しています。体を動かすことで頭もさえてきますし、自分を内観することもできるのでいいですね。体重もかなり減らすことができました。
私(榎本)が持つ資格
総合旅行業務取扱管理者、旅程管理(添乗員資格)
全国通訳案内士(通訳ガイド)
私(榎本)にとって旅行とは?
心を広くしたり、リフレッシュするもの。健康を維持するために大切なこと。自分のことを振り返ったり、家族と過ごす大切な時間を作るもの。旅行を通して日本や世界の様々な文化や人々を知る大切なもの。平和と密接な関係を持っていること。
また、「神さまとの縁を結び旅」「癒しの旅」、「心安らぐ旅」、「人生を豊かにする旅」、「人生を前向きに歩き出すきっかけの旅」がキーワードです。
この国や人が幸せになるきっかけの旅行を、提案・提供することに努めていきたいと思います。