2023年の野州麻紙工房での日本古来の麻「大麻」を使ったものづくり体験日帰りツアーは3回開催しました。6月は「麻はぎ・麻曳き体験」、9月は「幣作り体験」、そして、12月は「正月飾り作り体験」でした。
麻はぎ・麻曳き体験では大麻草の茎の皮をはぎ精麻になるまでの工程の一部を体験し、今回初めて行った正月飾り作りでは今までの「お飾り作り」から、お正月向けにバージョンアップしたものとなりました。
2023年は野州麻ツアーを年3回開催しましたが、すべて参加する方もいらっしゃるくらいの人気の体験ツアーとなりました。
今回手作りしたものと同様のものは探せばどこかで入手することはできるのでしょうが、実際に自分自身の手作りであること、そして、実際に麻農家を訪れ、そこで麻の栽培・加工・製品化を手掛ける野州麻紙工房さんに指導して頂きながら、ものづくり体験ができるということに大きな価値を感じる方々が参加されていました。
また、「日本古来の麻(大麻)の歴史」について全く知らなかったけれど、ちいろば旅倶楽部に入会登録後に出雲や伊勢、熊野等の定番ツアー以外にも野州麻ツアーに徐々に興味が出てきて参加してみたという方も少なからずいらっしゃいました。
そして、参加者の皆さんが同じ趣味趣向の持ち主の方ばかりなので参加者同士で話が合い、普段の日常の生活では味わえない様な心地良い時間を過ごすことができたようです。
2023年の感動メッセージ(お客様の声)
埼玉県 Tさん
ツアーではお世話になりました。大変勉強になりました。
日本の神社で使われている麻が中国製が多いとお聞きしたのが、一番ショックでした。
私も、神様とのつながりにはなくてはならないもの、と思ってきました。
氏神様の宮司さまなどに、国産の麻を使っていただけれうように、チャンスがあれば話をしたいと思いました。
内観をすることがほとんどできないくらい、日々やることに追われていた私にとって、久々の一人になって考えることのできた時間でした。いつも感じるのですが、どなたとでも話ができる、すぐに仲間になれるそんな方達が集まるツアーだと、そんなツアーを開けることに、尊敬しています。
また、時間を作って必ず参加したいと思います。
東京都 Nさん
風にそよぐ干瓢、若しくは長いカンナ屑。
実際、野州麻紙工房に行くまでその干瓢様のもの=麻とは思ってもいませんでした。行くところが麻農家さんのところなのに、実地に行ってみないとわからないものでした。麻農家さん、また麻そのものの現状等、ツアーに参加しなければ知ることもありませんでした。
ネットの情報でわかったつもりでも、なんと知らないことばかりか!少しでも興味があったら、ぜひ参加されるとこをおすすめします。ネットでは伝えきれないことが、絶対あります!
榎本様、ありがとうございました。
千葉県 Yさん
今回のツアーに参加して本当に良かったです!
まず、麻はぎ、麻ひきを体験して「こんなに難しいのか」とビックリしました。他の参加者が体験している姿を見ているとできそうな気がしましたが自分でやってみると手が滑り、麻茎を上手く固定できず、剥いだり引いたりの作業がとても難しかったです。貴重な体験でした!
食事が美味しく、手作りストラップも参加者とお喋りをしながら楽しく作ることができました!今、私のスマホにいい感じでぶら下がっていますよ!癒されています!
でも私が感動したのは、日本古来の麻「大麻」の麻はぎ、麻ひきを守っている大森さんや農家さんの姿ですかね!畑、豊かな自然、工房、販売されている商品のデザインやカフェを見て、神様が守ってくれているんだなという気を感じました。
私も自宅に魔除けの商品を購入し、飾ることができ、大満足でした!精麻は私に守られている安心感と癒しを与えてくれます!今回、参加することができ本当に良かったです!
帰り、偶然に榎本さんと一緒に帰ることができたことも楽しかったです!こんなこともあるんだなぁとビックリしました。ありがとうございました。
神奈川県 Sさん
今回は、貴重な麻はぎ・麻ひき体験をすることができました。ありがとうございます。
今までは、完成した精麻を購入していたのでどのような過程で精麻になっていくのか
その過程の一部を体験し、知ることができて嬉しく、また楽しかったです。
手作業で綺麗な精麻を完成させるのはやっぱり大変な作業だと思いました。 綺麗に麻はぎと麻ひきができている方もいて自分の相変わらずの不器用さを思い知りましたがそれもまた楽しい思い出となりました^^;
もし自分で綺麗な麻はぎと、麻ひきが出来たら完成した精麻はもっと愛おしく思うんだろうな~って思いました。(もちろん、下手なのも愛着はありますよ・笑)
未完成だったストラップを自宅でアレンジして完成させました。自分で作ったものは、上手ではなくても愛着がわきますね~(*^^)
いつも素敵なツアーを開催していただき、ありがとうございます。
東京都 Oさん
先日は貴重な栃木県の麻はぎ・麻ひき体験を開催いただきありがとうございました。
麻の知識は全くと行って良いほどゼロの状態で、「大麻」「精麻」も良く分からず、興味本位で参加しましたが、また一つベールが剥がれクリアになった心持ちです。参加者の9割は女性で、かつ大変知識豊富な方々に囲まれて、教えてもらいながらの体験でした。
偶然ですが、新田均氏の「GHQが禁じた麻と日本人」という有料講座で紹介されていた麻農家の大森さんの工房に伺うことができたことは幸いでした。今も農業として成り立っている貴重な農家さん。実は昭和25年時点で全国の麻生産者は2万5千人、作付け4000ha、平成23年には生産者が50人迄減少、面積も400ha、令和2年時点では更に減少し、その年齢構成は80代4人、70代4人、60代2人、50代1人、40代1人、30代2人とのこと。
そして悲しいかな、神社では精麻がビニール製や中国製に置き換わっている状況も知りました。戦後78年も経過し、麻はぎ・麻ひきを体験してやっと真実の歴史に触れた気持ちと何も知らなかった自分が日本人として恥ずかしく感じました。また一つ、日本の伝統として後世に残していかねばならない「精麻」と出会えたツアーでした。ありがとうございました。
埼玉県 Kさん
天気にも恵まれ良い経験ができました。まったく初めての人同士でも思いが繋がっている人ばかりだと、個人で行くのとはまた違う楽しみがありますね。私は機織りをしているので、その立場から大麻の事を発信できたらなと思っています。
ちいろばさんの活動も素晴らしいです。またご縁がありましたらよろしくお願いいたします。ありがとうございました!
埼玉県 Iさん
幣を作るという、貴重な体験が出来て、すごく楽しかったです。初めのことばかりでとまどいもあったけど、なんとか作ることが出来て良かった~。ありがとうございました。
麻のことは少し前に、facebookでみたりして、気になっていたので参加してみたのですが、いろいろな~事が起きてることも知り、奥深い話があることがわかりました。
初めての参加で、戸惑うかなと思いきや、結構初めての参加の方が多いので安心しました。
東京都 Sさん
大麻幣作りに参加させて頂き有難うございました。榎本様はじめ大森様、工房の方々、ツアー参加の皆様、みんな意識高い系でしたので、麻に囲まれながら心地よい時を過ごすことが出来ました。
家に帰ってから改めて野州麻をしらべはじめました。縄文から続く麻文化を取り戻したいですし、後継者も育てたいですね。
我が家に神棚は在りませんが、息子が氏神様のお札を立てている場所がありその横に私手ずからの幣を置かせてもらっています。檜の良い香によって浄化がいや増しています。
東京都 Hさん
今回の大幣作りは、私のためではなく、娘夫婦が家を買ったのと、2歳5ヶ月の孫もいるので、その家の守りになる何かほしいなと思っていたのです。
やはり私が娘たちと孫のために自分で作る方がいいと判断して、今回申し込みすることにしました。
みなさん、個性的でこだわりのある方々が参加していて面白かったです。
神奈川県 Kさん
先日は、幣づくりの楽しい時間をありがとうございました。
麻農家の納屋での幣づくりは、本当にパワ-充電のための時間と空間であることを改めて感じました。それにしても「麻」通じてのつながりには、びっくりしました。
「日本あかね」の事、大倉先生(能楽師、大鼓)にお話してみますね。
「江戸むらさき」は、お笛の先生のお父様(人間国宝)がお好きだったようで、他の紫との違いをはっきり認識されていたと伺ったことがありました。
作った幣は、事務所の神棚横に置いてありますが、小さい手でパンパンすることができるようになった孫も含めお参りしております。
又どうぞよろしくお願いいたします。
今までの感動メッセージ
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