日常生活を豊かにする知恵

自分の運命は自分でつくる

富士山頂ご来光

ツアーの年間を通じての実施数はその年によって様々です。
ある年は自分にとっての様々な「学び」をメインにしてツアーは少なめに企画する場合もあります。学びの中では、多くの人達との新たな出会いがあり、そこから新しい旅の企画が生まれてきます。「仕事は人からやってくる」というのは本当なのだと思います。

「夜明け前が一番暗い」

これは、ある年に参加した、スピリチュアリストでありオペラ歌手でもある江原啓之さんの「スピリチュアル・タイム」の中で、何度も繰り返しお話されていた言葉です。

今の日本は、夜明け前の一番暗い時なのだと思います。これからも辛い状況を迎えることもあるかもしれませんが、どんなに辛い状況であっても、明るく素直でいるようにすることが大切です。

今の困難を乗り越えるために、依存はやめる。みんなが自立すること。やるべきことを一生懸命やる。そしてあとは神さまに委ねる。どのような結果であれ、すべて受け入れる。それが本当の幸せになる本当の道なのです。

思考が運命を開く

「思考に気をつけなさい」

思考に気をつけなさいそれはいつか言葉になるから。

言葉に気をつけなさいそれはいつか行動になるから。

行動に気をつけなさいそれはいつか習慣になるから。

習慣に気をつけなさいそれはいつか性格になるから。

性格に気をつけなさいそれはいつか運命になるから。

マザー・テレサ

思っていたことがついつい口に出てしまう。そんな経験は誰でもあるのではないでしょうか。「口は災いの元」と反省することもしばしばあります。

「思考」がすべての始まり。それが、→言葉→行動→習慣→性格になり、いつしか「運命」になってしまう。

思考から十分氣をつけなくてはいけません。
悪いことを考えてしまったら・・・、すぐに打ち消しましょう。

人のことを悪く思った場合は、すぐに謝罪することが大切なのだそうです。そうするとカルマは消えるのだそうです。

どんなカルマも受け入れる覚悟であれば、人のことを悪く言ってもいいかもしれませんが、なるべくなら受けたくないですね。

江原啓之さんが講座や講演会の中で常にお話される「八つの法則」の中に、「運命の法則」があります。

運命は自ら作るもの。私たちは見えない世界の操り人形ではありません。

私たちは自分の国籍、生まれ、性別、体の特徴、特技など、変えることのできない「自分の素材」を持って生まれます。

料理に例えるならば、その自分の素材をいかにうまく調理していくかが、「運命」です。「この人は自分をよく理解しているな」という人は、調理がうまくできている人のことです。

この世の中で一番愚かなことは、「人と比べること」。

人それぞれ、その人生における「素材」が違い、「カリキュラム」が違います。
ですから、人と自分は違っていて当然。

自分らしく生きることの「自立」が大切。そのためには静寂の中で自分を見つめる時間が必要です。

精神世界やパワースポット・聖地への依存

箱根神社

聖地巡礼は、静寂の中で自分を見つめるとてもいい機会です。
また、一方で精神世界や運勢占い、スピリチュアルなことに安易に依存し過ぎるのもいけません。

聖地やパワースポットに出かけたときだけいい格好をしても、神様にはお見通しです。

自分を変えようとせず、努力もせずにどれだけ占いをしたり聖地巡礼を重ねても、変化はありません。「あの神社は効果がない」なんてもし言ったら、神さまにちゃーんと伝わっているんですね。

内観もせずにあちこち聖地をスタンプラリーのように訪れることも神社マニア・神社オタクになる可能性があるので注意が必要です。

「内観」とは自分を見つめることであり、守護霊や神さまとの対話ともいえます。

私たちは自分の魂を成長させるために生きています。魂が未熟だから今、この現世で生きています。普段の見守りの感謝をお伝えするとともに、自分の未熟さを見つめることも大切です。

審美眼を持って判断する

旭川

インターネットが普及してスピリチュアルな世界のさまざまな事象について簡単に調べることができる時代になりました。

いろんな人が「神さまからの伝言」のようにしてそれらしいことを書いたりしています。

しかし中には、真理のように見せかけた「ウソ」もあるので、私たちはしっかりした審美眼を持って見極めなくてはいけません。

◎現世利益を追っている

◎楽ができるといううたい文句

そうしたものはみんなウソであると思ってよいと思います。

スピリチュアルな視点でいうと、たましいの本当の成長を思うならば、むしろ「楽ができない」ことや「試練」のほうに幸いがあります。

私の尊敬する江原啓之さんや「奇跡のリンゴ」(初めて無農薬・無肥料でリンゴを育てた)の木村秋則さん。

お2人に共通するのは、「神様は人類の道しるべとなる人には、究極まで試練を与える」ということです。

このお2人が辿った道を見ると、「楽して」今があるのではないことがわかります。試練だらけの苦しい道を乗り越えてきた人たちです。

普通の人ならとても耐えられないことばかり。(その人が乗り越えられるレベルの困難しか与えられませんのでそんな心配もありません)

「人類の道しるべ」までならなくても、誰もが幸せに生きる道があります。

本当に信頼できる人や内容なのかどうかは、その人の行動を見ればわかります。

思考が全ての始まり

立山

特にインターネットには情報が溢れすぎて、何が本当の情報なのかが見極められない人も多くて余計に心が揺れやすくなっています。ネットの無責任な情報に振り回されたり、運勢占い等の結果を信じ込み一喜一憂することも実際にあるのだと思います。

私たちの心の荒れた波動は、怒りや悲しみ、不安、嫉妬に囚われること。
大地震が起こったような状態になります。自分ではどうすることもできない程の力で大きく揺さぶられます。

1人1人の人間の心の揺れや思考といった波動が、家族の間の地震や学校での地震、会社での地震、社会の地震にもつながり、事件や事故の引き金にもなります。

通り魔、虐待、自殺、猟奇的な殺人事件なども社会的な地震が起きているようなものであると、江原啓之さんは『今、いくべき聖地』の中でお話されています。

人の心が荒廃すると、世の中がマイナスの想念で満たされる。ついには天変地異を呼び込む可能性があります。

そうならないように、さまざまな氣付きを得るために、自分を見つめる「内観」はとても大切です。

思考はすべての始まり。依存や責任転嫁、心の曇りが心の揺れの原因。

いつもいい思考や想念を持つことは決して簡単なことではありません。
長い時間怒ったり、イライラすることをやめて、少しでも明るく素直になれるような氣持ちに持って行く。

これは自然に出来るのではなく、「訓練」なのだと思います。

自分の運命は自分で作る。

そのためには、人や物に依存せず、責任転嫁せず、自立・自律する。

聖地は、強い心を持ってたましいの徳を積んでいけるよう努力することを誓う場。

この現世は修行の場といいますが、まさに「修行」の積み重ねが、私たちのより良き運命を自分自身の手で作っていくのだと信じています。

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