日本の未来
ちいろば企画では、ちいろば旅倶楽部会員の皆様向けに、ひふみともこ先生の講座を何度か開催させてい頂いております。東日本大震災の後に行ったある講座はとても少人数での開催となったことがありました。
参加人数は少なかったのですが、その分、濃いお話ができました。遠くは関西から駆けつけてくださる方もいらっしゃいました。正に、ひふみ先生を「囲んで」の会となりました。机のを講義形式からコの字型に変え、参加者が自由にトークをしたり、ひふみ先生に質問をするといったスタイルでした。ひふみ先生もこれがいいとおっしゃっていました。
東日本大震災の後だったため、ひふみ先生に今後の日本についてお話を聞くと、「日本は本当にどうなるかわからない」と、ひふみ先生もとても心配であるという感じでした。未来の話をしても、ひふみ先生は少し考えこんでいるといった感じでした。それほど日本は深刻な状況なのかもしれません。
講座の中でお話があったのが、無農薬・無肥料でリンゴ栽培を成功させたことで有名になった、木村秋則さんのことでした。木村秋則さんの不思議な体験の中で、「地球のカレンダー」を見たというのです。地球のカレンダーとは、地球の終末の日が書かれているもの。その終末が、意外に近い未来のようです。
ひふみ先生が『神から人へ』の中で書かれている「この世の立て直し」が、とても早く来るということなのかもしれません。予想も超えて、この世の状況の悪化が加速しているそうです。
東日本大震災と原発の問題は、日本の崩壊と言われていました。日本人にさまざまなことを振り返らせる1つの大きな試練だったと考えるべきなのですが・・・。
そこから巻き返すほどの大きな反省がありません。福島第一原発事故被害が完全に収束していないにも関わらず、原発がまた再稼動されるような状況になっています。
未来の予言
未来について、霊能者のような人たちがいろんな予知をしています。東京首都直下型地震が○月○日に起こる・・・、等。
当たる・当たらないということが問題ではなく、私たちが高い波長を持って生きることで未来は変えられるということを認識するべきです。現実的に起さないようにすることは不可能ではないと思います。
反対に、そうした予言を真に受けて感情的に不安に駆られる方が波長を下げます。宿命で決まっているものはどうしようもありませんが、運命は変えていけることがあります。
今起こっている現実に目を背けることなく、1人でも多くの人が明るい未来を築くために努力を続ければ、日本の未来を変えることができると信じています。
未来はこれからの私たちの選択、実践に委ねられていると考えるべきだと思います。
祈りを習慣に
例年、ちいろば旅倶楽部の一年の締めくくりのツアーは「伊勢神宮参拝ツアー」にすることが多いです。
一年の最後のツアーで伊勢神宮に訪れるのは、単に来年のお札をもらうだけのことではなく、一年の感謝の意を伝えるためです。
日本最高峰の神々が祀られる伊勢神宮。日本人であれば誰もが参拝すべき神社です。感謝と世のため人のため神様のために生きる誓い以外の祈りは、ここでは必要ないと言っていいぐらいです。
今、こんな日本の状況でも何とか私たちが暮らしていけるのは、少なくても真剣に毎日祈る人たちがいるからです。伊勢神宮をはじめとする神社で毎日祈りを捧げる神職さんがいらっしゃることは、とてもありがたいことです。
そんな、毎日、日本のために祈りを捧げることを仕事にされている方々に伊勢の地で感謝の意を表すための、ちいろば旅倶楽部の伊勢神宮参拝ツアーでもあるのです。
一般の私たちもどんなかたちであっても、祈りを捧げることを習慣にすることが大事。場所は神社ではなくても、どこからでも神さまとつながることが可能です。
ひふみ先生の講座後の懇親会では、ひふみ先生から毎日の祈りの内容を教えていただきました。ひふみ先生と祈りの内容はほぼ同じでした。私の場合は朝起きたときと夜寝る前に感謝の言葉を伝えます。それは神様や守護霊様、ご先祖様へお伝えするように祈っています。
他には1日を終えたことへの感謝。目覚めの感謝。私の反省点、今日これから行う大切なことなどのご報告など。
1人でも祈りを習慣にする人が増えると、神さまとつながる人がたくさん生まれます。
祈りは最初はご利益のようなお願いごとになってしまうかもしれませんが、何度も祈りを重ねるうちに、「感謝」に変わってきます。
思いのこもった祈りのパワーが集まると、絶大な力となります。
毎日、簡単でもいいので、普段の生活の中で感謝の祈りを捧げてましょう。
単に「地震が起きませんように」と願うだけでは思いのこもった祈りではありません。私たちの悪しきカルマの集積で地震が起こっているということの深い反省も必要です。
1人でも多くの人が日常生活で祈りを実践することで、今後の状況を好転させることができるかもしれません。
多くの人々が祈りを習慣にされることを願っています。