東国三社(鹿島神宮・香取神宮・息栖神社)は首都圏からも気軽に訪れることのできるパワースポットとして人気があります。
東国三社に参り御朱印やお守り等を頂くことが主目的なのであれば、自家用車を運転して巡ったり大手旅行社の日帰りバスツアーが便利です。
東国三社の御祭神がそれぞれ古事記・日本書紀に登場する国譲り神話に関わることや常陸国風土記に記されている内容や現地に残る伝説等から、この鹿島の地には訪れるべき非常に重要な聖地がひっそりと佇んでいるのです。
このような多くの人々が素通りしてしまう様な重要な場所に訪れることが、あなたの旅をより深く思い出深いものにしてくれるはずです。
更に、早朝日の出時刻と共に鹿島神宮の境内を清掃することを体験すれば、自分の人生を少しだけ先に進めるヒントが得られるかもしれません。
ココがポイント
心静かに自分自身と向き合いながら内観する時間を設け、東国三社の地で関連する伝説の古社や聖地を巡ったり、鹿島神宮の早朝清掃作業と正式参拝の時間こそが、東国三社参りの旅をより深く味わいのあるものにしてくれます。
東国三社を巡る旅
鹿島神宮・香取神宮・息栖神社を参拝する東国三社参りは、関東近郊からはアクセスも便利で日帰りで行くことも可能な人気の高い神社巡りとして知られています。
近年は茨城・千葉のパワースポットとして東国三社が取り上げられることも多く、多くの旅行者が観光バスツアーや自家用車で御朱印を求めてこの地を訪れています。
また、鹿島神宮・香取神宮は創建時から伊勢神宮と同様に「神宮」と呼ばれており格式の高さを感じさせる一方で、東国三社の御祭神がそれぞれ古事記・日本書紀に登場する国譲り神話に関わることから、人々からよりいっそう高い信仰の対象となっていると言えるのです。
メモ
そして、更に現代では、東国三社の3点を結んだ三角形(トライアングル)が垂直二等辺三角形となっていることから特異なパワースポットとして見られたり、神社や古代遺跡等を結ぶレイライン上に鹿島神宮が位置するということ等からスピリチュアルな世界の一面からも注目を集める機会が多くなっています。
<東国三社までの交通アクセス>
東国三社の基点である鹿島神宮までは都心部からも比較的簡単にアクセスすることができます。東京駅からJRや高速バスを利用するすれば2~2時間半で鹿島神宮駅まで訪れることもできますし、都心から車であれば首都高湾岸線/京葉道路・東関東自動車道を利用すれば1時間半程度で到着します。ただ、東国三社参り全てを行うには三社間を車で移動するのが一番効率的ですが、鹿嶋・香取の地に宿泊してJRや路線バス・タクシー等を乗り継ぎゆっくり巡ることも時間に十分に余裕があればおすすめです。
都心からのアクセスが便利なこともあり、大手旅行会社では東国三社参りの日帰りバスツアーを実施しています。
自家用車を自分で運転して、もしくはJRや高速バスで鹿嶋まで行きレンタカーで東国三社参りをするのも気軽ですが、バスツアーに参加する方が身体的に楽ではあります。
しかし、バスツアーの場合は自由度がかなり限られますので、交通手段は行程等を考えて十分慎重に検討しましょう。
東国三社ツアーの分類
ここでは鹿島神宮・香取神宮・息栖神社を巡るツアーをおすすめしています。
注意ポイント
しかし、提供されている旅行会社の東国三社ツアーの場合の多くは東京発着の日帰りバスツアーがほとんどです。余り多様な選択肢はありません。
参拝目的型の日帰りツアー
通常は東京駅や新宿駅の近辺の発着となります。食事は高速道路のサービスエリヤや道の駅等で済ませたりホテルのランチバイキングなどになります。また、神社や参道の出店で済ませることもあります。添乗員同行で鹿島神宮等では現地のボランティアガイドの説明が受けられます。但し、ツアーは20~30名以上の団体行動となりますので、神社内でゆっくりと落ち着いた時間を過ごすことは困難になりがちです。自由時間はあるでしょうが、ツアー参加者の方々とゆっくりお話したり、東国三社参りの時間を静かに共有する等ということはおそらく不可能です。
東国三社の鹿島神宮、香取神宮、息栖神社それぞれに参拝したという実績と神社の御朱印やお札、お守り等だけが目的である場合には非常に効率的なのがこの日帰りバスツアーです。
しかし、神社での御神気を感じ取るゆっくりとした癒しの時間や思いを同じくするツアー参加者同士の共感や心の交流等を重んじたい場合には、日帰りバスツアーの様な慌しいツアーは余りおすすめできません。
関連
また、鹿嶋の地が都心から容易に行けることもあり、また、鹿島神宮がレイラインや東国三社トライアングル等のパワースポット的でスピリチュアルな視点からも捉えられることもあり、スピリチュアル系事業者(占い・気学・易学・風水・ヒーリング・カウンセリング等)の東国三社参り開運ツアー等が開催されることがあります。
これらのツアーは自社の顧客向けサービスの一環として開催されたり、自社の集客目的で行われることもあります。
ただ、一般業者が旅行業者を通さずに不特定多数に募集をかけることは旅行業法に違反することもありますので、この種のツアーに参加される場合はご注意下さい。
さて、東国三社をそれぞれを巡り、パワースポットと呼ばれることの多い鹿島神宮の要石・奥宮・御手洗池や香取神宮の奥宮・要石、息栖神社の忍潮井などに訪れ、三社で御朱印などを頂くことが目的であるならば、既存の日帰りバスツアーに参加することで十分でしょう。
伝説の古社を巡る旅へ
鹿嶋の地には訪れるべき聖地が多く存在します。
参拝目的の日帰りバスツアーでも訪れることの可能な場所以外にも、常陸国風土記に記され実在する古社(沼尾神社・坂戸神社)や鹿島・香取の両大神がこの地から上陸したといわれている明石の浜、鹿島大神が初めて降臨し奈良・春日へ御分霊の際に鹿島立ちされた跡宮など、非常に重要な聖地が残されています。
更には、鹿島神宮の本宮と言われる最古社・大生神社や鹿伝説の残る落書(おとしぶみ)神社など、貴重な伝説の聖地が今でもひっそりと佇んでいます。
ココがポイント
自分と同じ価値観で心がつながることのできる仲間がそのこだわりのツアーにはきっと参加していることでしょう。類は友を呼ぶのですから。
鹿島神宮での正式参拝と早朝清掃
早朝、日の出時刻と共に鹿島神宮の境内を清掃することを体験すれば、自分の人生を少しだけ先に進めるヒントが得られるかもしれません。
無心になって参道を掃き清めることで、何か自分の心の中でもやもやしているものを整理整頓できている感覚を覚えるでしょう。
この様な心静かに自分自身と向き合いながら内観する時間を設けつつ、東国三社の地で関連する伝説の古社や聖地を巡ったり、鹿島神宮の早朝清掃作業と正式参拝の時間こそが、東国三社参りの旅をより深く味わいのあるものにしてくれます。
人生を豊かにする東国三社参りを以下にご紹介します。
今おすすめの東国三社ツアー
東国三社ツアー(鹿島神宮・香取神宮・息栖神社)
鹿島神宮の本宮や古社を巡る旅~早朝清掃・正式参拝・鹿伝説の道を行く~
東国三社参りは、鹿島神宮・香取神宮・息栖神社だけでは終わりません。少しだけ鹿島の地に滞在して、鹿島神宮の摂社や歴史的な古社、本宮へ訪れてみましょう。早朝の静寂な時間の中での鹿島神宮の境内の清掃作業。そして、正式参拝。
その何れもが、今までとは異なる東国三社参りを体感させてくれることでしょう。
そして、価値観を同じくする人達の心のふれあいを実感したのならば、もう自分は1人ではないと感じるかもしれません。一人旅よりは賑やかで楽しく、大手旅行社の団体ツアーよりは落ち着いた時間を過ごせる、ちいろば旅倶楽部のツアーを体験してみましょう。
東国三社ツアーに参加された方々の感動メッセージ【ちいろば旅倶楽部】
東国三社参りで有名な関東の聖地やパワースポットを巡る「東国三社ツアー」に参加された方々の『聖地巡礼ストーリー』をツアー毎にまとめてあります。
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