戸隠神社の『柱松神事』とは、3年に一度行われる特別なお祭(火祭り)です。
戸隠神社五社(奥社・中社・宝光社・九頭龍社・火之御子社)を参拝したことがある人でも柱松神事を見たという人は少ないのではないでしょうか。
この記事では、2018年及び2021年行われた戸隠神社・柱松神事の様子を紹介しています。
柱松神事は神仏習合の時から続き一度は中断されていた修験者の火祭りを近年復活させたものです。
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戸隠神社参拝ツアー2018~3年に一度の柱松神事見学~
例年の戸隠ツアーでは太々神楽奉納がメインとなるのですが、2018年の戸隠神社参拝ツアーは3年に一度の柱松神事を見学するツアーとなりました。柱松神事とは3つの柱状に束ねた松を立て火をつけて世情を占うとい ...
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柱松神事とは?
戸隠神社は江戸時代末期以前はお寺でした。戸隠山顕光寺といい、柱松神事も修験者の火祭りとして神仏習合の鎌倉時代に始まり戸隠山顕光寺の奥院・中院・宝光院にて毎年行われていましたが、江戸時代末期に中断し以後途絶えていました。
その後、戸隠神社では近年において資料収集や文献調査により平成十五年の式年大祭を機に現代に復活させ、それ以来3年毎に行われています。
柱松神事は別名紫燈神事といい、戸隠独特の竹や雑木を組み上げた高さ2メートル程の3本の柱松(奥社・中社・宝光社)に山伏が点火し般若心経を唱えながら練り歩き、3本の柱松の燃え方やその倒れた方角等によって作物の豊凶、景気や経済、平和の行方を占うという火祭りです。
戸隠神社・柱松神事(公式サイト)
次の戸隠神社『柱松神事』の日はいつ?
2024年の柱松神事は以下の日程で行われます
2024年6月23日(日) 柱松神事
令和三年・2021年には4月25日~5月25日にかけて戸隠神社では数えで7年に一度(6年毎)の最大のお祭りである式年大祭が行われ、この年は式年大祭と合わせて柱松神事が斎行されました。
式年大祭とは(以下の関連記事をご覧下さい)
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お祭り期間中の行事
令和6年(2024年)の場合
6月23日(日) 柱松神事
中社社殿にて「入峰安全祈願祭・特別祈祷祭」
中社鳥居前広場にて「柱松神事」
2021年の柱松神事の様子
2018年の柱松神事の様子
ちいろば旅倶楽部の戸隠神社ツアー
ちいろば旅倶楽部の戸隠神社ツアーでは、戸隠神社で3年に一度の「柱松神事」、数えで7年に一度の「式年大祭」に合わせたツアー以外にも、太々神楽や早朝清掃を含んだ戸隠神社ツアーを毎年、企画・実施しています。
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参考情報