神社参拝の基礎知識(パワースポットへ行く時の心構え)

正しい聖地巡礼の作法

聖地巡礼の意味

厳島神社先日、東京・新宿で大きな書店に行きました。そこには神社に関する書籍もたくさんあり、多くの人が手に取って見ていました。そんな中で女性の友人同士でしょうか、ある会話が聞こえてきました。

「この神社って恋愛運に効くんだって~。ここにしよう!!」
「私、お金が欲しいし、金運の神社がいい!」

明らかに神社を単なるご利益スポットとしてパワースポット巡りをしようとしている人達です。

聖地が宿しているパワーをもってすれば、願い事を叶えていただけることもあるかもしれないけれど、現世利益を求めて参拝するのは、本当の聖地巡礼ではないのだ、と。
どんな目的のために、どんな気持で、どの聖地を訪れればいいのか、真摯に問いかけることなく聖地を巡っても、得られるものは決して多くはありません。

江原啓之著『今、いくべき聖地<スピリチュアル・サンクチュアリ>』(マガジンハウス)

ご利益を求め、神秘的な雰囲気に魅かれて多くの人が聖地に足を運ぶ行為は、本当の聖地巡礼ではありません。

今はカードで参拝する神社を探す人もいらっしゃると思います。
カードは1つの手段として利用してもいいかもしれませんが、今の自分を見つめれば、自分の課題が見えてくるはず。

上記の江原啓之さんがおっしゃる通り、真摯に自分を分析し、問いかけることが大切だと思っています。

●聖地巡礼の真の意味を理解する
●聖地の神秘性を守る
●参拝の作法を守る

今一度、聖地を訪れるの意味を考えてみましょう。

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伊勢神宮

真摯な気持で参拝すると

真摯な気持で参拝する人が増えると、聖地そのものが力を増すことがあります。

聖地巡礼によって心を磨いた人たちが、美しい想念を発信するようになると明るい空気が生まれることになります。

そのため、ちいろば旅倶楽部のツアーに参加される方は、「聖地をきれいにする役割」をもった人たちでもあると信じています。

単なるご利益・オカルト趣味で聖地に多くの人が殺到した結果、聖地が荒らされ、神様の氣が感じられなくなった場所も少なくありません。

神域にある木の幹をはがす人が多いようです。しかし何のご利益もありません。ご自身が自然を傷つけたカルマを受けることになります。

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参拝する神社は?

多くの人が、初詣で神社に参拝をします。

TVでは有名な神社に多くの人が参拝している様子が写し出されます。

大切なことは、まず皆様の氏神様の神社に参拝をすることです。

氏神様とは、皆様の住んでいる土地を守る神様。

一番身近な神様です。

氏神様の神社から、参拝に行きましょう。

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神社参拝方法は正しいか?

鳥居をくぐれば、そこからは神様の域です。

●鳥居をくぐるときは一礼を
●真ん中を歩かない(初詣はちょっと無理かもしれませんね)
●手水者で手と口を洗う(柄杓を口につけない!)
●お賽銭を投げない
●神様に感謝を伝える。(我欲の願い事はしない)
●おみくじをひくときは参拝時に「私にメッセージをお願いします」と伝える

以上のことを守って、参拝してみてください。

二見浦

願い事が叶わないのはなぜ?

そもそも私たちの願い事の90%以上は、叶わないといいます。

どうして叶わないのでしょう?

神社参拝のとき、私たちの守護霊は聞いています。

その内容が努力もなく、我欲なお願いごとであれば、守護霊は崇高な神様にお伝えになりません。

神社で願い事が叶わないと思っている方は、今一度、願い事の内容、自分は普段から努力をしているかどうか?を、振り返ってみるのもいいかもしれません。

スピリチュアリストの江原啓之さんがおっしゃっていることがあります。

神社で「2礼2拍手1礼」の2礼のうちの1礼は、守護霊にお取次ぎをお願いするための礼ではないかということ。

そのため、神社に参拝する際は、以下のことを知っておくとよいですね。

●あなたの守護霊に「お取次ぎをお願いします」という氣持ち
●神様に感謝を伝えます(神様の幸せを祈るということも)
●<世のため・人のため・神様のためになる>誓いをします
●自分でも努力をしていることが大切

素敵な恋人ができますように、結婚相手が見つかりますように、お金持ちになりますように、宝くじが当たりますように・・・。

努力のないご利益だけの願い事である場合は、神様へ守護霊が取りついでくださらないということなのです。

(おすすめ記事)
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(参考文献)
江原啓之著『今、いくべき聖地<スピリチュアル・サンクチュアリ>』(マガジンハウス)

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