2016年の出雲大社・神迎祭の日は、週のど真ん中の平日・水曜日ということでありました。ツアーの参加者も例年よりは少ないのではと予想していましたが、逆に土日が休めない方や、平日に旅に出る方が都合の良い家庭の主婦の方、仕事の休みを自分で決められる自営業の方等の参加があり、八百万の神々をお迎えする出雲大社・神迎の日の求心力を改めて実感した年でもありました。
ツアーは平日開催ということで、例年訪れる奥出雲へは行かずに出雲大社参拝が中心となるものでしたが、ツアーに何度も参加されている方からはせっかく出雲まで来て奥出雲へ行かないのは寂しいという声もありました。
年に一度の出雲大社・神迎祭&神在祭。日本全国から八百万の神々を日本神話の聖地・出雲へお迎えして、本年の感謝と翌年に向けた決意を心に抱く特別な期間です。本年も、季節の変化を感じながら、心新たにした出雲ツアーとなりました。
みなさまこんにちは!2016年の神迎祭そして神在祭の季節がやってまいりました。当社でこのツアーが始まってから10年以上がたちました。10年前と今では出雲大社に訪れる人の数は圧倒的に違います。お祭り内容も変わってしまったところがあります。それでも多くの人が八百万の神々に感謝を示し、来年の抱負を伝える人が増えることはとても良いことだと思っています。ご利益ではなく、たましいの成長を願った祈りやこの国の柱となって生きることの誓いを忘れずにお願いします。
今年の神迎祭は平日ですが、毎年神迎祭に来る人は毎年やって来られますので人が多いことには変わりないと思います。祈りで大切なことは、八百万の神々への感謝です。そしてあなたの来年の目標や希望です。もちろん、ただ感謝のみでもかまいません。八百万の神々をお迎えする神迎祭、そして神在祭を一緒に楽しみましょう。
(出雲大社・神在祭ツアー2016のツアー資料より抜粋)
以下、2016年の出雲大社・神在祭ツアーへ参加された方々の聖地巡礼ストーリー(お客様の声)です。ぜひ、ご覧下さい。
とても個人ではできません ちいろば企画ならではと思いました【東京都 Tさん】
今まで正式参拝は有りましたが神事と云う重要な儀式にかかわるツアーは初めでこの日を心待ちにしていました
神迎え神事での神門さんの説明はとても分かりやすく、またその立ち居振る舞いがお人がらの良さを表していました
翌朝の神在祭神事では、装束を纏い門をくぐって進まれる姿はとても高貴で『神職?ワイナリーの人?』??
いずれにせよこんなに素敵な人に案内して頂いたのだと益々有りがたく思いました
地元の人の大切な神事でしょうに、旅行者の私が稲佐の浜で御幣を頂き、お宮の前でその御幣に魂を入れて頂けるようこうべを垂れて迎え祈る とても個人ではできません ちいろば企画ならではと思いました
千年二千年と脈々と続く神事 忘れられない経験ができました
神々のすぐそばで生きる出雲の人に軽く嫉妬を覚えました
帰宅した翌日、東京は冷たい雨です
ふとした瞬間、神様の眼差しを感じました
出雲での経験が私と神様の距離を縮めたました
気持ちがあれば繋がれるのですね
参加させていただき本当にありがとうございました
小春日和の今日、氏神様に旅行の報告とお礼を申し上げて来ました
いつもは誰もいない(神職は勿論、参拝者も)お宮が、今日は数台の車と人影があります
そのせいか拝殿の扉が全開で良い機会とばかりにゆっくり見せて頂いてからご挨拶しました
神様はまだ出雲ですか? 眷属さんが聞いてくださっているのですか?
ご挨拶が済んでスッキリして車に戻ると、『千と千尋の神隠し』に登場する
よきかな の神様そっくりなご老人がニコニコ顔で近づいて来ます
≪お参りさせて頂きました、ありがとうございました≫と私
まぶしい笑顔に、旅の前に挨拶をし、出雲の神迎祭・神在祭に行った事、無事帰宅した報告に来た事などを話していました
すると、ご老人は≪これは縁ですな≫と
お宮の隣にある倉庫には例大祭に町内を巡る山車がしまわれているのですが、扉が開いています
出雲で8年間遷宮の仕事をしていた宮大工さんが山車の修理に来て下さっているのだと
そういう事実は当たり前に有ることでしょう、けど、、人と人のつながりを強く感じました
出雲の神様にも氏神様にもよしよしと頭を撫でられたように思えました
嫉妬なんかしちゃいられませんね(笑)
榎本さん、本当に参加させて頂いてよかったです
ありがとうございました
ちいろばさんのスタンスは神職と同じと思います。【東京都 Sさん】
こんにちは
今回の旅でも大変お世話になりました。
貴重な体験をありがとうございました。
お天気にも恵まれ、混雑も回避できて、少々のルール変更も結局最高の場所からのお出迎えが出来た、すごいツアーだったと思います。
そもそもなぜ今回ツアーに参加しようと思ったかと言いますと、
昨年末に自分が責任をもって神棚をおまつりしようと決め、
その都度大祓詞を奏上することを決めて実行しまして、
神様と向き合う覚悟を少しずつ積み重ねていること、
この一年、神社さまの正式参拝を何度かさせていただいて、
神職さまがたの神様に対する真剣さを目の当たりにすることができ、
私もそうありたいとどこかで決めていることに気づいたからでした。
今なら神迎祭に行かせていただいた意味を見いだせるかなと。
そして無事に出雲に降りたって参加させていただけたこと、
無事に目の前を神様がたの行列が通り抜けていく様を感じさせていただいたこと、
これまでの事は間違っていなかったと方向性を確信することができました。
安堵というか、答え貰えた~!という感じでした。
気づいたこととしては、
あれだけの人の想念が渦巻く中どこに意識を合わせるかも問われたと思います。
人の想念が気になって、自分の正しさを主張したくなったり、比較したくなったり、
あの場にいても無垢に神様を思うことの難しさ、実感しました。
榎本さんが仰った、その神様のご神徳を知って参拝をさせていただくこと。
これは出来ていませんでした。心がけたいと思います。
そしてその神社様のご祭神の組み合わせが、なぜそうなっているかという視点を持つということ。
確かにそうだと思いました。
神社を創ったのは人間でそこに神様を宿したのも人間で、どんな祈りが込められていたのか。
なぜここだったのか、古い時代の信仰にも興味を持つことで神様をより身近に感じられそうです。
ちいろばさんの旅に参加させていただくたびに、神様とどう向き合っていますか?と
問われるので少々怖いのですが(笑)、ちいろばさんのスタンスは神職と同じと思います。
神様に対してとても真剣です。
私もそうありたいと思いますので、私なりに努力を続けたいと思います。
旅の途中もほとんどトラブル無く、むしろ順調でしたね!
ご加護いただいていました。
旅の始まりの前にカフェでお会いできたことも感激でした!
小桜姫物語を今読み始めました。
実は今回のツアーを含めた旅で「桜」はキーワードでした。
熟読したいと思います。
本当に貴重な体験をさせていただきありがとうございました。
また来年、お世話になります。
これからもよろしくお願いいたします。
このツアーに参加出来ることができて良かったと思いました。【兵庫県 Mさん】
色々とお世話になりありがとうございました。
このようなツアーに参加させていただくのは初めてで、ワクワクする気持ちの中にほんの少し疑心暗鬼な気持ちを持っていました。
でも、時間を重ねる毎に真摯な気持ちと筋の通った言葉に触れ、このツアーに参加出来ることができて良かったと思いました。
一人では辿りつけなかったような神社や意味のある場所に連れて行っていただき、詳しく教えていただけたのは、本当にありがたいと思いました。
このツアーに参加させていただいたのは、母に聞いても産土神様が分からないので、神在祭で全国の神様がお集まりになる時に挨拶させていただこうと思ったからです。
時間が押している中で、もう少し出雲大社に留まりたいとおもいました。
でも、後に訪れた神社もベストなタイミングでした。
神迎祭でハプニングがあったものの、しっかり頭を撫でてもらった気分になり、大満足です。
色々とご迷惑をおかけしてしまいましたが、しっかり導いて下さり、ありがとうございました。
来年もまた無事に一年のお礼参りができることを願っています。【東京都 Oさん】
この度も出雲ツアーではお世話になりましてありがとうございました。
毎回ハプニングがあるこの神迎祭ですが、最後にはつつがなく神様をお迎えできるというのもきっと何かあるんでしょう。
神門さんも毎年驚異的にお変わりなくお元気で何よりでした。
稲佐の浜から後をついてくる人達の圧アツはちょっと恐ろしいものがあります。
よっぽど横入りが嫌なんでしょう。
もしかしたら来年もあのパターンか、二の鳥居の前でもダメかも。
何かご神事がショーアップ、イベント化して本来の意味をなくしてしまっているのが昨今のような気がします。
皆さんもおっしゃていられると思いますが、今回はじめていった命主社の後ろの岩のある空間がとても良かったです。でもまた来年はロープとかで封鎖されているかも。
今回はド平日でなかなかつらいものがありましたが、やっぱり奥出雲がないと淋しいものがありますね。
とにかく来年もまた無事に一年のお礼参りができることを願っています。