日常生活の中の小さな奇跡
「あらゆることに感謝しましょう!」という言葉をよく見かけることがありますが、実際にそれを実践できているかは別問題なのではないかと思うことが多くあります。自分自身もそうなのですが、口先だけで終わってしまうことが明らかに多い。
感謝することの大切さを強く思うことは思うのですが、実際に心からの感謝が出来るようになるには一体どうすればいいか。これは意外に難しいことのではないでしょうか。
『口先だけではなく、心から深く感謝すること。』
それは、日々おきている「奇跡」に氣づけるかどうかだと思うようになりました。
そして、その小さな「奇跡」に気づけるようになるはどうすればいいかというと、それは普段から「経験と感動」を積んでいるか、自分の感性を磨くことをしているかどうかということではないでしょうか。
その奇跡とは、本当にささやかなものです。ささやかな奇跡に氣づけることで小さなことにも心から本当に感謝ができるようになるのだと思います。
例えば、今の仕事への不満。
会社員時代の私もかつてはよく言っておりました。^^;
今の会社の仕事に不満があるなら、会社を辞めて転職するか自分で起業しようとしてみることだといいます。転職活動を通して自分の能力を客観視できますし、起業するための事業計画を作ることで自分の事業センスがあるのかないのかが見えてくるでしょう。
それらの過程で自分の適正やレベルが分かると思います。
不平不満を言っているだけでそれらの準備作業すらできないのなら、今の会社にできるだけ長くお世話になるしかありません。
お給料は不満のある仕事をするための「我慢料」です。
毎月お給料が出ることは本当にすごいことなんですよ~。^^;
自分がもし会社の社長だったら絶対に仕事に不満を言っているだけの人間は雇わないなと思うことでしょう。
不平不満を並べるだけの人にも毎月一定額が自分の銀行口座に振り込まれるということ。そして、一年に2回ボーナスが出るということ。これは正に奇跡です。
あるいは、また、普段はうるさい存在だと思っている家族も当たり前の存在かもしれません。しかし、いざ独りになってみると、短い人生の一定期間、時間と場所を共有した家族の存在というものも奇跡とは言えないでしょうか。
この様に日常生活の中で普段当たり前だと思っている事が、実は小さな奇跡なのだということが少なくないと思います。
その小さな奇跡に普段から気付くことができれば様々なことに対する感謝の念が徐々に芽生えてくることでしょう。そして、その小さな奇跡に支えられ続けている自分の人生というものに対しても前向きに捉えられるのかもしれませんね。
ささやかな奇跡に氣づける感性を
日々のあらゆることに感謝の上に、自分のやるべきことをしっかりと実践している人には、神様は応援してくださいます。
たとえ、スピリチュアリズムや目には見えない存在を信じないという人でもやるべきことをやっている人に神様は応援してくださるのです。
そして、神様に感謝を伝えることができたなら、神様だって私たち現世の人間と同じで感謝を伝えられたらうれしくてお喜びになり、更にご加護を与えてくださるのだと私は思うのです。
神様を信じようと信じまいと、毎日感謝をして生活できていれば、やはり、それなりにも違いがでてくるものだと思います。
自分から積極的な心構えをもって様々な経験をしたり、多くのことを学んだりすることで、ささやかな奇跡に気付くことができる感性を身に付けれたらと思います。そして、感性を磨いて自分へのいろんなメッセージを受け止められるようになること。これが、日々の成長&幸せにつながるのだと思います。