行くべき聖地・パワースポット

ハワイ島で考えたこと『日本の聖地・パワースポットの危機と未来への希望』

奇跡のハワイ島パワースポットツアー

ハワイ島ツアー国内・海外を問わず、ツアーではできるだけ訪れる現地に詳しいガイドさんに案内してもらうようにしています。

それも、ただ単に知識が豊富なだけではなく、スピリチュアルな視点を持ちながら、それに偏り過ぎることなく、現実生活とのバランスをも欠くことのない人間性を持ち合わせているガイドさんを求めています。

しかし、なかなかそんな理想的なガイドさんはいないのですが、不思議とツアーではそれに近い方々が関わってくれることが多く起こります。

これは「ご縁」と言うよりは、何か「見えない存在からの導き」とでも言える様な出会いであり、ガイドさんの発する言葉がツアー参加者の皆さんの心に響き渡り、大きな気付きや学びを得ることが可能となります。

その場にいる人達が聞くに相応しい必要な言葉が、その場所の案内人の口からあたかも意図したかの様に発せられ、心と心の深いつながりを実感するのです。

初めて行ったハワイ島スピリチュアルツアーでは3人の現地在住の日本人の方にお世話になりました。この3名の方々との出会いも決して偶然とは思えません。まるで、このハワイ島ツアーを行うために我々の前に現れてくれたとしか考え様がありませんでした。

目に見えない存在の計らいでガイドさんとの出会いがあり、そして、ツアーが実現した。更に、目に見えない糸に手繰り寄せられるかのようにツアーの参加者が集められ、日本を遠く離れたハワイ島で貴重な時間を共有するという奇跡が進行していたのです。

マウララニ

日本の聖地・パワースポットの危機

ハワイ島ツアー2日目を案内してくださった日本人ガイドさんから教えて頂いたことがあります。

世界で一番パワースポットが多い国は何処か?
それは「日本」ということでした。

確かにそうだと思います。そして日本には昔から、神々と交信を続けてきた長い長い歴史があります。

ハワイが日本人に人気があり、親しみを感じるのは、ハワイも日本も、同じ自然信仰や八百万の神々への信仰があるからではないかと思います。

ハワイにも、日本と同じく神々に感謝を伝えるためのさまざまな方法があります。森羅万象すべてのものに神々が宿る。そんな神々への感謝の祈りがハワイのチャント(祝詞のようなもの)であり、フラです。

日本の女性の間でもフラは人気ですが、フラはパフォーマンスではなく、神々への感謝を表現したものではないでしょうか。

●日本の国の力

現在の日本の国の力も経済も、とても良い状況にあると思えません。
経済成長を達成し物質的には豊かな国になった日本ですが、国の借金の問題や原発事故の後処理の問題など難問は蓄積しています。

最近では、「老後破産」とか、「子供の貧困」の社会問題などが目に付きます。

これだけ長い歴史を持つ日本が、今までどうやって危機を乗り越えてきたのか。かつての日本人が何をやってきたのかを、今、見直すべきだと思っています。

●日本の歴史と天皇の役割

日本はかつて、蒙古襲来で大きな危機がありました。こんな小さな国が、襲われたらすぐに征服されてもおかしくありません。しかし、アジアの中でも植民地にされなかったのは、日本とタイだけです。

日本には昔から「祈り」がありました。蒙古襲来の際、当時の天皇は、伊勢神宮と岩清水八幡宮で必死の「敵国降伏」の祈願をしたといいます。

日本の天皇家は、国や国民を守るための祈りをする人です。神と人をつなぐ役割。それが日本の天皇家です。天皇の仕事は何があっても神事。私たちの見えないところで、粛々と神事をされているのです。日本と日本の国民が幸せでありますように、祈っていらっしゃいます。

天皇家については、まだまだ表には出てこない謎があると言われていますが、天皇家にさまざまな問題があることは、私たち国民の問題です。

天皇家の存続が万が一危機になるとしたら・・・。神さまと日本人をつなぐ役割は、もう必要ないということになってしまいます。それは神様と私たちとのつながりもなくなってしまうことになるかもしれません。

●危機の原因

神道では「神様は人からの尊敬を得られることで、さらにご神威を発揮する」という意味のことが言われます。今私たちの国の力が落ちているのは、この国には神々を尊敬する氣持ちがないことも、理由の1つかもしれません。

私達は目には見えない存在を大切にすることもなく、敬うこともなく、目前にある物質的なことにばかり目をやってしまいます。神社での参拝も、自分のご利益や勝手な願い事をすることで、日本の聖地、パワースポットがどんどん力を失っているのではないでしょうか。

ハワイ島で思ったこと。それは日本の聖地・パワースポットの危機です。
日本の神社仏閣に自分の我欲だけで参拝する人しかいなくなってしまったらと思うとゾッとします。日本の未来は暗いものになるでしょう。

この国がなんとか維持できるのは、日本のために祈る人が、少なからずいらっしゃるからだと聞いたことがあります。自分のことだけでなく、この国や世界のことも考えて祈りをしていきたいと思います。

ヘイアウ

ハワイ島のガイドさんが語った「大きな希望」

日本から離れて住む人ほど、自分の国の行く末を心配し、良い国になってほしいと願っています。ハワイ島ツアーでは日本人のガイドさんが将来の日本に寄せる「大きな希望」について語って下さいました。

それは、日本で近年「神社仏閣に参拝する女性が増えていること」なのだそうです。

伊勢神宮の式年遷宮や出雲大社の大遷宮などの影響もあるでしょうが、確かにパワースポットブームと言われたりして、女性を中心にパワースポットへ多くの人々が訪れています。

そして、そこで大きな希望担うのは男性ではなく、「女性」なのです。

今まで長年築き上げてきた男性社会を男性自身が既得権益を捨て自ら血を流して、果たしてどこまで変革できるでしょうか。「分裂」の時代から「統合」の時代へと推し進めることができるのは女性なのだそうです。

目に見えない大きな存在を感じられるもの女性が多い様です。神のお告げを受け取ることができるのは昔から感性が鋭い女性たちでした。

その女性たちが既存社会の枠組みを超えた発想で社会的に活躍する時代が到来しない限り、今の日本に未来は無いのかもしれません。

「とにかくお金を出し惜しみせず、今本当にやりたいことをやるのが女性。その結果に期待したい。これからの男性は、温かい眼で女性たちをサポートして経済的に支援する役割に回るんでしょうね。」とハワイ島ツアーのガイドさんが言われていました。

女性たちの多くがパワースポットへ向かい、たとえそれが始めは我欲からくる動機であったとしても、必ずいつかは目に見えない大きな存在に対する畏敬の念に目覚めていくはずです。

そして、今の日本の危機を救えるのは、その一人一人の神々への敬い、感謝であると信じています。

ハワイアンのガイドの方から教えていただいたこと。
人が生きていく上で、仕事(お金や地位等)より大切なものは何か。

それは水と食物。

そして、それを作り出したのは人間ではなく、神々のお恵みであること。

ハワイ島では、日本の現状とこれからの未来を考える貴重な時間がありました。

マハロ!ハワイ島!!

ハワイ島

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