毎年神在月に行われる出雲大社の神在祭
出雲大社では毎年旧暦の神在月10月10日には、日本全国から八百万の神々が集まり、誰と誰の縁を結ぶかなどを話し合われると言われる神在祭が行われます。
この壮大なロマン!
目には見えない神々の対話など、日本ならではだと思いませんか!?
年に一度、目には見えない神々の会議が出雲で行われ、それに合わせて多くの人が出雲大社へ訪れています。
毎年恒例で、ちいろば旅倶楽部ツアーでもこの時期に合わせて神迎祭そして神在祭に参拝するツアーを実施しています。
来年の目標をもっている方
来年こそ、いい年にしたいと思っている方
ぜひ、毎年、この機会に出雲大社へ参拝してみてはいかがでしょうか。
今、こんな世の中だからこそ、この国が世界が平和でありますように祈ることが第一です。
出雲大社ほどの規模の神社となると、国家が繁栄しますようにという壮大な縁結びの場であります。
ですから個人的な縁結びよりも、社会が幸せになるための縁結びの中に自分がいることを想定した祈りがおすすめです。
今は個人よりも、まずは国や世界の平和を祈ることが重要だと思います。
世の中が平和でなければ、何も幸せにはなりません。
そして他人の幸せを祈る祈り。神様に一番通じやすいといわれています。
そして自分の希望や目標がある場合は一番最後にすることをおすすめします。我欲むき出しのお願い事は絶対に神様に通じることはないといわれます。
神社で参拝する際のお願いごとについて考えて見ましょう。
我欲の願いごととは?
先日、以前NHKのBSで放送されていた番組「新日本風土記」の録画で出雲大社の祭祀にを見ました。
重要なお祭りには、出雲大社の千家宮司は頭に精麻を巻いていらっしゃいます。
伊勢神宮の式年遷宮の黒田清子さんも同じくですが、日本古来の麻は、神様のよりしろとなることがとてもよく理解できますね。
毎年ツアーでも訪れる、そんな出雲大社の神在祭。
個人的にも毎年欠かすことのできないお祭りとなっています。
ちいろば企画は、出雲大社の神在祭で誓いを伝えて会社を設立し、設立10年以上が経ちました。
こうして今も仕事ができることは八百万の神様のおかげと皆様のおかげだと思っています。
ちいろば旅倶楽部ツアーは全国から皆さんが現地集合で集まってこられます。
全国から八百万の神々が出雲に集結されるように全国にいらっしゃる、ちいろば旅倶楽部会員の皆様は、八百万の神々がつなげてくださったご縁なのです。
そのため、「今年は出雲に行かない」では失礼になります。
日本各地から八百万の神々が来られるということもあり、例えばインターネットを使ったお仕事をしている方には実は神在祭参拝はおすすめです。
日本全国の人とご縁を結んでいただけるかもしれないからです。(もちろん普段の努力の上で)
縁とは人だけでなく、出来事、物などもあります。
例えば、「マイホームがほしい」という希望があるとします。
マイホームの夢を持つことは我欲ではありません。
物を持つことを願うのは全てが我欲ではありません。
家族が仲良く集える家が欲しい
自分がゆっくりくつろげる広さの家がほしい
環境のいいところで畑もできる家がほしい
田舎暮らしがしたい
そこに家族と集えたり、地球環境に優しい暮らしがしたいと思ったり友達がたくさん来るにぎやかな家が欲しいと思ったり
自分や家族、友人、地球にとって幸せな家を持つ。
そのための家を持ちたいと願うことは我欲ではありません。
大切なのことは「動機」です。
何かのご縁でいい不動産とめぐりあえる可能性があります。
そして不動産を選ぶ場合は、自分の運気が上向きのときに探すことがポイントです。
「神様の力があるのとないのとでは大きな差がある」
ひふみともこ先生の『神から人へ』には、そのように書かれています。
普段の努力プラスαは神様のお力添えで、いいご縁がきっかけで人生が思わぬ展開になることもあります。
我欲とは、何の目的・努力もなくお金をもうけたいなど。
自分を変えようとせずに彼氏が欲しいとか・・・。
自分の打算から好条件の結婚相手を見つけたいとか、そんな自己中心的な自分勝手なお願いごとをいいます。
さまざまな経験と感動を積み、努力をした上で神様への誓いやご報告、伝えたいことがあるなら神様に伝わるのではないでしょうか。
出雲大社・神在祭では我欲からのお願いではなく決意表明を!
出雲大社にお集まりになる八百万の神々の中に皆さんの氏神様などもいらっしゃいます。
まずは普段から氏神様を大切にすること。
氏神さまは神在祭期間、出雲大社に行ったり来たりして八百万の神々の集まる上の宮へ参拝者の願いを持ち出され、判断されるといいます。
その上で私たちが出雲大社まで参拝に行くということは、「決意表明」です。
「ここまでやってきましたよ!」ということでもあります。
奈良ツアーでは春日大社で大祓祝詞講座がありますが、その際にお話してくださる神職さんは、「みなさんが鳥居に入ってきたときから、なぜここに来たのかを神様はすでにご存知なんですよ」とおっしゃいます。
誰と誰の縁を結ぼうか。
誰の希望を叶えようとするのか。
たとえ願いが叶えられたとしても重要なポイントは、「その結果が本人にとって良い学びとなるか」ということです。
新しい家に住むことでこの人は家族と新たな学びができる。
新しい地域に住むことでいろんな人との学びがある。
新しい人との出会いによっていろんな経験と感動が積める。
そうやって私たちのたましいの成長が期待できるという意味が込められています。
神様は私たちのずっと先の未来を見越していろんなことを考えて下さっているのだそうです。
ですから、歳など関係なく、いくつになっても経験と感動を積む行動は普段からとても大切なのです。
誰でも中長期的に漠然とした人生の目標等があると思いますが、今年の出雲大社の神在祭までに翌年の目標を具体的に考えてみましょう。
10年後、20年後の自分のことについて考えると良いと思います。
自分がどんな姿でありたいかをまず考えること。
そのために来年はどのような行動をするといいか。
そんな視点で考えてみることをおすすめします。
出雲大社以外にも訪れたい神社
毎年のツアーでは出雲大社だけではなく、松江や出雲周辺の神社やパワースポットへ訪れることも多いです。
ある年に行ったのは「浄化パワーの強い聖地」です。浄化の力が強い神様といえば・・・スサノオノミコトです。
そのスサノオノミコトが祀られたおすすめの出雲の神社を参拝しました。
有名なのは、須佐神社ですね。
そして、そのお后である稲田姫命の出身地である奥出雲町へも足を延ばしました。そこには八重垣神社の元宮があることを知っている人はあまりいないと思われます。
松江の八重垣神社は近年、若い女性がたくさん参拝に来ていますが、奥出雲町にある八重垣神社はひっそりとしています。ですが、すばらしい氣にあふれています。鏡の池もあります。ぜひ、八重垣神社の元宮へも足を運んでみてはいかがでしょうか。
また、稲田姫命が祀られている稲田神社へも訪れましょう。
良縁を願う方、切りたい縁のある方、ご自身を祓い清めたい方。
神様にお祓いをしていただいたら、さらに経験と感動を積むべく行動をいたしましょう!