こんにちは!
以下、ご紹介するのは、9月22日に「ちいろば旅倶楽部NL」で配信した内容の一部です。
「日本人は水と言葉で祓い清めてきた」というものです。
山形龍神ツアーでも、聖地へ行くたびに星野先達と一緒に拝詞を唱えました。
唱えずに手を合わせているのもいいのですが、できれば、一緒に唱えることがおススメです。
なぜなら、祝詞や拝詞は、日本特有の素晴らしい言霊だからです。
良い言霊を発することで、私たちは健康になっているのです。
言霊を発することだけではなく、思いも前向きなものにすることが大事ですね。
9月22日配信のNLでお伝えしたことを以下にご紹介します。
配信した内容に少し追加、言葉を変えているところがあります。
皆さまの参考になればと思います。
日本人は水と言葉で祓い清めてきた
先日の奈良ツアーは、「大祓詞を学び、水の神々を参拝するツアー」でした。
大祓詞と水がなぜ重要なのか?それは、日本人が「水と言葉」で祓い清めてきたからです。
神社には素晴らしい水があり、その水で体を清め、神職さんが唱える祝詞で私たちは祓い清められてきました。
大祓詞を自分で唱えれば、自分で自分を祓い清めることができます。
しかし大祓とは、「大」があることから、国全体を祓い、日本全体が祓われたら、日本人全体が自分も含めて祓われて幸せになるという壮大なもの。
神社の手水舎で祓い清めをしますが、これは自分のためではなく・・・。尊い神様に近づくために、神さまに穢れをうつさないために、自分を祓い清めるものです。春日大社の葉室元宮司の言葉です。
『水は答えを知っている』という江本勝さんの書籍をご存じでしょうか?
世界31カ国で話題となったロングセラー。水の氷結結晶が教えてくれる宇宙のしくみ、人の生き方を江本勝さんは発見&研究されました。
水と言葉について、検証してみたいと思います。
「人間とは、水である」
水の伝道師と言われる江本勝さんは、波動技術のパイオニアで日本に「波動」を広めた第一人者でもあります。
人間の体は平均すると70%が水です。
人間がこの世に誕生する前、受精卵の時は99%が水。そして生まれたときの体の90%が、成人になると70%が水で、死ぬときになって50%を切るのでしょう。
すなわち、人間は一生を通じてほとんどの水の状態で生きているといってもいいと思います。
ということは、健康で幸せな人生を送るためには、体の70%を占める水をきれいにすることです!
春日大社の葉室元宮司は元医者という経歴ですが、病気の人の体の水は汚れている、とおっしゃっています。そして「水の選択が大切である」と、和歌山県の「湯の里」でお話されているビデオをお借りして拝見しました。
水の伝道師、江本勝さんの研究
長年、水の研究をしていた江本勝さんは、水を凍らせて結晶を見る方法を考え出したことで、目には見えないものを形に現わすことに成功しました。
まず、町の水道水で結晶ができるかどうかを調べてみると・・・。東京の水道水は全滅でした。きれいな結晶が全くといっていいほど撮れないのだそうです。
東京に限らず、日本の水道水には塩素や農薬だけではなく、今年の4月からはフッ素という発がん性のあるものまでが含まれています。フッ素を水道に投入の際、防護服を着ていました。つまり非常に危険なものであるということです。
これらの「消毒」と言われるものが、自然の水がもっている美しい構造を完膚なきまでに壊してしまっています。
これに対して自然水は、どこの土地であっても、とても美しい結晶を見せてくれます。湧き水、地下水、氷河、自然が残っている川の上流など。大いなる自然の原理にのっとった水は、きれいな結晶を作ります。
そもそも神社とは、美しい水や滝、岩に神がおられるとして、そこに神社が作られたのでした。(神社によっては、天皇が立ち寄った場所という説もあります)
水に音楽を聴かせる&言葉を見せるとどうなるか?
実験で、水に音楽を聴かせて結晶を見てみたそうです。
音楽を聴かせることによって振動が伝わり、水の性質を変えてしまうことがわかりました。
クラッシックを聴かせるとその曲調のとおりの美しく整った結晶ができたそうです。
それに対して、怒りと反抗の言葉に満ちたヘビーメタルの曲は、結晶がバラバラに壊れた形になったそうです。
そしてさらには、水に言葉を見せてみたそうです。
ガラスのビンに「ありがとう」という言葉を見せた水と、「ばかやろう」を見せた水では、結果はおどろくべきものになりました。
「ありがとう」の水は六角形のきれいな形の結晶をつくりました。
一方、「ばかやろう」の文字を見せた水は、ヘビーメタルの音楽と同じく、結晶がばらばらに砕け散ってしまったそうです。
水の実験が教えてくれること
これらの実験が教えてくれることは、私たちが日常口にしている言葉がいかに大切か、ということです。
よい言葉を発すれば、そのバイブレーションは物をよい性質に変えていきます。しかし悪い言葉を投げかければ、どんなものでも破壊の方向へと導いてしまいます。
普段から、いい音楽を聴くことも健康に意味があるということですネ。破壊的なもの、意味のない、どうでもいい歌も聴かないほうが体にいいのでしょう。
まさに、言霊信仰、音霊信仰を証明したようなものなのです。
江本さんの心をとらえた美しく華やかな結晶とは、「愛・感謝」という言葉を見せた水だそうです。
水が喜び、花が思い切り開いたような形。江本さんの人生を変えてしまうほどの美しさをもった結晶の写真だったそうです。以下にYoutubeで江本さんの研究の動画がありますので、美しい結晶を見てください。
「愛・感謝」の水が見せてくれたのは、人の心がいかに大切で、意識がどれだけ世界を変えていくのか、ということです。
「言葉」について
言葉には霊力があります。だからいい言葉を言えばしあわせになるし、悪い言葉を言えば不幸がやってくる。これが言霊信仰です。
言霊信仰というと、日本人の迷信がつくった信仰だと思っているけれど違います。言葉はもっと深い、まさに人間の存在理由そのものです。
大祓詞を唱える重要性
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それでは最高にいい言葉は何だと思いますか。祝詞ですね。祝詞は神の言葉、神に通じる言葉だから、これを話(放)せば、幸せが、神の恵みがやってくるわけです。
それをやっているのがご祈祷、祭りです。神職は仲取り持ちだから、神さまと一般の人とを間を取り持つのが仕事でしょう。それで神の恵みが現れて人々が幸せになるというのが神道です。
『神道のこころ』葉室頼昭著 春秋社より
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今の人は祓いというと、自分だけを祓おうとしますが、そうではなくて、国全体を祓うものです。大祓は国が幸せになるようにとやるもの。
日本国中の罪・穢れがすべて祓われるという、そういうすばらしい神の言葉です。日本全体が祓われたら、日本人全体が自分を含めて、幸せになるということです。
この大祓詞を日本人みんなが唱えると、とてつもない、大きなパワーが生まれると思うのです。大祓詞が、日本人にとって最高の言霊だからです。
そして唱える人数が多ければ多いほど効果がある。ほぼ毎年奈良ツアーで大祓祝詞講座をするのは、少しずつでも大祓詞を唱える人を増やしたいためです。
私も毎朝「大祓祝詞」を唱えておりますが、何がどういいのか?というのは言葉では表すのは難しいですが、何か間違いがあっても軌道修正し、正しい道を進んでいけるように感じていることです。
言葉は心のあらわれ。どんな心で生きているかということが体の70%を占める水を変え、その変化は体にあらわれます。
良き言霊の祝詞を唱え、素晴らしい水で清めることで、私たちは罪・穢れを祓ってきたというのは本当のことだと思いました。
汚染された水が人々の祈りや祈りの言葉、思いによって変化する!
現代は水の質の悪化が問題になっていますが、汚れた水の実験も行われています。
琵琶湖に数百人の人たちが集まり、そこでみんなで祈りをすると、琵琶湖の水に結晶ができたという実験があったそうです。
汚れた水に結晶はまったくできません。
ところがその水にみんなで祈ったり、祈りの言葉を唱えると、その汚れた水に結晶があらわれることがわかりました。
私たちが飲む水にも、感謝の気持ちや祈りをすることで、お水が良いものに変わる可能性があるということです。
食べたり飲む前に「いただきます」や「ありがとう」「ごちそうさまでした」という言葉はとても大切な言霊ということです。
給食の時など、お金を払っているから「いただきます」は言わなくていい、と子供に教える親は、こうした感謝を伝える言霊の重要性と給食になって食事が出てくるまでにどれだけ多くの人たちの努力があるのか?を知ることが大切だと思います。
おいしい水はどこにあるのか?
どんなにおいしい自然水を手に入れたところで、あなたの心がよくなければ、おいしい水にはなりません、と江本先生はおっしゃっています。
同じ水を飲むにしても、ありがとうと声をかけて感謝の心で飲む水と何か理由があってもやもやした気分で飲むのとは、水そのものが全く違うということです。
美味しい水やいい水を飲むにしても、あなたの心次第で水は変化してしまう!ということですね。気をつけたいと思います。
~まとめ~
私たちは普段からよい言葉(言霊)を使うように心がけ、感謝して水をいただくことが大事。
今の日本の水道は化学物質に汚染されていますが、そんな水でも「ありがとう」と声をかけて飲むことで、少しでも良い水に変化してくれるものと思います。
水は心の鏡。水はさまざまな顔をもち、人間の意識を形にして見せてくれることがわかりました。
すべてはバイブレーションであり、森羅万象は振動しており、それぞれの固有の周波数を発し、独特の波動を持っている。
最高の言霊である「大祓詞」や祝詞を唱えることは、私たちの体の水、生体水を良くして健康にも貢献している。
神社に参拝すると誰もが手を合わせて祈りますが、多くの日本人の祈りは祈りではなく、我欲の願いになっていることが問題だと葉室前宮司の話。
神社は願い事をする場所ではなく、誓いをするところ。神への感謝の祈りをささげるところ。自分以外の他人の幸せを祈るところでもあります。
本当の祈りは波動の高いもので、体の水もきれいに健康にしてくれるということ。私も私の祈りが我欲の願いになっていないか、チェックしたいと思います。(^^;
祈りとは神様に感謝すること。「ありがとうございました」という心が大切だということ。神道では神様を喜ばせる、感謝することが「祈り」。
日本人の聖地巡礼は、祝詞という素晴らしい言霊とその地にわく自然のきよらかな水で、罪穢れを祓ってきたということ。これ以上、日本の水が汚染されない努力が必要。
「水の伝言」動画、おすすめです
以下、江本勝さんに関する動画「水の伝言」がとても参考になりますのでご覧ください。
江本勝さんの息子さんのお話によると、水の結晶について、日本人よりも西洋人の反応はとてもすごいものだそうです。日本人の水への無関心が・・・ちょっと残念。
ちなみに「無関心」は、「ばかやろう」と声をかけた場合よりももっと結晶の状況が悪いのだそうです。やはり「愛の反対は無関心」なんですね。もっと「水」に関心を持つことが大切です。
参考文献:
『大祓 智恵のことば』葉室頼昭著 春秋社
『神道と日本人』葉室頼昭著 春秋社
『神道のこころ』葉室頼昭著 春秋社
『水は答えを知っている』江本勝著 サンマーク文庫
『水は答えを知っている②』江本勝著 サンマーク文庫
まだ見ていない方は以下の動画をぜひご覧ください。賛否両論ありますが、私は江本先生の研究結果を信じています。