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京の都は将軍塚から始まった

 

 

こんばんは~。

 

てくてくトレイル京都で歩くところの一つに「将軍塚」があります。

将軍というと誰を想像するでしょうか?

「坂上田村麻呂」ではないでしょうか?

 

坂上田村麻呂は富士山麓大巡礼ツアーの中で訪れる聖地でも関係しています。

この将軍塚は古墳の1つで、征夷代将軍として名をとどろかせ、毘沙門天の化身ともいわれた坂上田村麻呂の墳墓ともいわれています。

 

この将軍塚、「京の都は将軍塚から始まった」とあります。

桓武天皇の時代、都を奈良から京都の南方、長岡に移されたのですがいろいろと事故が続きます。

そこで私の尊敬する「和気清麻呂」さまが天皇をこの山にお誘いし、京都盆地を見下ろしながら「ここに都を移してはどうか」とアドバイスされたとのこと。

 

それが京都を都とする「平安遷都」をお決めになり、将軍の像に甲冑を着せて埋めて、都の安泰を祈ったという場所。

その桓武天皇の祈りが届いたのか、天下に異変が起こるとき、将軍塚は地鳴りし揺れ動き、前兆を知らせたといわれている場所です。

 

保元の乱(1156年)のときは、東山に彗星が現れ、将軍塚が鳴動したそうです。

この将軍塚青龍殿にも足を運びます。青龍殿の中には青いお不動様がお祀りされています。

 

ここは夜になると京都の夜景が楽しめるロマンチックなスポットになっているそうです。間違っても夜は歩かないほうがいいです。展望広場を外れると深い闇の中になります。

今も京の町を見守る坂上田村麻呂がそこにあります。

 

将軍塚

 

参考:

将軍塚青龍殿ホームページ

『京都・異界をたずねて』蔵田敏明、角野康夫 淡交社 より

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