「麻はぎ」と「麻ひき」の2つの体験ができる日帰りツアーを企画しました。
精麻を作るための大切な行程の2つを体験することができる貴重な機会です。そして麻はぎ、麻曳きをした精麻を使ってストラップを作ります。
日本古来の麻の好きな方、日本の神事に欠かせない大切な麻に触れたい方、麻糸を作っている方、織物をしている方におすすめのツアーです。
伊勢神宮では春と秋は新しいお召し物を神様にお供えする季節。5月と10月は神御衣祭(かんみそさい)にそなえて絹布(和妙にぎたえ)と麻布(荒妙あらたえ)が手織られ、アマテラスオオミカミの奉納されます。
これにはアマテラスオオミカミが新しく織られたお召物で御力をさらに発揮されることに関係するのではないかと私は思っております。
日本古来の麻の復活。アマテラスオオミカミへの更なる御力の発揮への祈りにもなります。
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野州麻紙工房で日本古来の麻「大麻」の麻はぎ・麻ひき体験2023【6月10日(土)】の詳細情報(行程・ツアー代金等)は会員登録後にご確認頂けます
野州麻紙工房で日本古来の麻「大麻」の麻はぎ・麻ひき体験2023のポイント
日本古来の麻を育てる野州麻紙工房で「麻はぎ」「麻ひき」体験
麻はぎ、麻ひきした精麻で「オリジナル・ストラップ作り」
JR&東武電鉄・栃木駅から貸切マイクロバスでラクラク移動(集合・解散が同じ場所)
野州麻紙工房でランチ&スイーツ!(飲み物付き)
こんなあなたにおすすめします!
日本古来の麻の好きな方、関わりを持っている方
衣料関連のお仕事、機織、糸産みをしている方や興味のある方、縁結びを求めている方
自分で麻はぎ、麻ひきした精麻でストラップ作りに興味のある方
日帰りで休息を求める方
日本古来の麻の浄化パワーを体感したい方
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麻はぎ、麻ひき体験で精麻をつくる。精麻とは?
大麻草の茎から皮をはぎ、それを研ぎ澄ました繊維を「精麻」といいます。これが栃木県の特産物であり、その輝きは我が県民の誇りでもあります。
ご神事で使われる麻もこの大麻草の皮から取れた「精麻」で、その輝きの中から特に強い祓い清めの力が出てくる源泉として捉えられ、大切に扱われています。
現在は残念なことに大麻草の固有名詞であった「麻」という言葉が植物繊維の総称として使われ、さまざまな植物繊維を「麻」と読んでよび、なおかつ法で定める「麻」は大麻草とは別の植物に変わっています。このため日本古来の麻であった大麻の文化の衰退は極めて深刻な状況であるにもかかわらず一般的にまったく顧られず存続の危機にあります。
その植物に、私たち日本人はかつてなにを祈り願ってきたのか。大麻草の畑で、いま一度そんな先人達の声に想いを馳せ、現在もその伝統を汗にまみれ継承している農家の皆様の姿からその心を感じていただければ幸いです。
(引用)『栃木県の大麻畑』大麻農業見学ガイド 大麻博物館 高安純一
○麻はぎとは?
発酵させた大麻の茎を根元から3~5センチ程度のところから折り、一気に繊維を剥ぎ取ります。この段階で大麻繊維のでき不出来がわかり、麻はぎをやりながら等級別に仕分けます。剥いだ皮は天地を揃え、鏡に映した「の」の字を描くように重ねていきます。


○麻ひきとは?
麻はぎした繊維から表皮を取り除く作業。手ひきを行っていた当時はヒキゴと呼ばれる栃木県独自の道具を使い、麻引き箱の上で繊維滓を削りとります。金属製のヒキゴが現存していますが、古い時代は竹を割ったもの用いていたとか。現在栃木では麻引き機と呼ばれる機械で麻引きしています。
この時出る麻の滓が栃木では麻垢(オアカ)、他の地域では麻屎(オクソ)と呼ばれ、川で綺麗に洗い出荷されていました。用途は麻綿や麻スサなど。古い時代はこれが女性の生理用品としても用いられていました。


○精麻のストラップ作り
野州麻紙工房の大森さんのご指導で精麻ストラップを作ってみましょう。パワーストーンを付けたい方は各自ご用意をお願いします。


精麻で作ったストラップ(例)お守りとしても使えます。
野州麻紙工房で日本古来の麻「大麻」の麻はぎ・麻ひき体験2023【6月10日(土)】の詳細について
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ツアー内容は神社仏閣やパワースポット等を訪れるスピリチュアル旅行・聖地巡礼に加えて、その土地ならではの文化や伝統、食を楽しむ内容になっています。
お気軽にご参加ください。お待ちしております!!